臨時別冊・数理科学 SGC-66 物理のためのリー群とリー代数。

生協書籍部で購入。
 
2008/10/07 追記
 これが出てて買ったというのは神様のおぼしめし?
 (最近でいうとフラグが立った?)
 まぁちょっとかすっただけだけど。
 
 南部先生、小林先生、益川先生 受賞おめでとうございます。
 まぁ、今さら感というか、名誉賞みたいなというか。
 
 今から20年ほど前、私がまだ大学院修士の学生だったころ
大学の生協書籍部で本を探していたら、卒業して社会人に
なってるはずの大学時代同じクラスだったやつがスーツでうろついてて
「おまえ、こんなとこで何してんねん?」って聞いたら、
新聞社に就職して理科系の記事を書いてるらしく
益川先生が小林・益川の理論で今回ノーベル賞候補に挙がってるので、
一応、インタビューしにきたんだ。って答えた。
それがほんと20年前ですよ。20年前。
 
物理学関係者なら3人の功績がいかにすごいかってことは
初めからわかってて、それがノーベル賞もらおうがもらうまいが
彼らの功績がすごいってことには全く変わりがないんだけど
どうも、ネットを見て回るかぎり、あるいはテレビのニュース等を見るかぎり
その他もろもろなんか勘違いしてて
正しく状況を把握できてない一般の方々が少なくないような気がします。
(もらったんだから今さら彼らにこれから何かをしてもらおうと
 いうのはなんか違うしなぁ。)
 
もらったからすごいんじゃなくって、
すごいから、もらったの。
 
ノーベル賞という名前に振り回され
そんな簡単なことがわからないのは
実におろかなことだと思う。