びわ湖ホールその後

びわ湖ホール」ってキーワードで飛んで来られる方がやたら
多いので、疑問に思ってたら、なんかえらいことになってたんですね。
お知らせ : 京都新聞
当初の予算が知事のマニュフェストに反して福祉が削られていたので
びわ湖ホール大津市)を約半年間休館し、その間に民間会社も含めた管理者を公募、
自主運営費を削減した結果できたお金をそれに当てるという案が提出されたとか。
「福祉」を錦の御旗にするかぁ。。。?
 
そして今日、この記事
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080311ddlk25010176000c.html
「福祉医療への1億円と、びわ湖ホールのオペラへの1億円、
どちらを取るかというのが政策判断だ」
休館はなさそうですが、ともかく1憶減らせってことらしい。
だいたい赤字が問題だっていわれてるところの予算を急に減らしたら、
負のスパイラルでさらに状況が悪化する可能性大じゃないか。
 
えーっと、だからなんでそうなるんかよくわからん。
そもそも知事のマニュフェストに従うべきってなら
知事のマニュフェストに「明言」されてながら減らされてないとこから
減らすことを提言するのが筋じゃないの?
 
お金がなくっても「豊かさ」は感じていたい
衣食住に金をかけることって「豊かさ」なんかじゃなくって、
衣食住じゃ無いところに金をかけられるのがほんとの意味での「豊かさ」
だと思うのですが。
 
その最たるものである、文化・芸術・学問って
のは効率主義とはあいいれないもの。
だからこそ私企業じゃない国や自治体に頑張って欲しいわけですが。
そもそも民間が管理してうまくいくのなら、なぜ?県ではだめなのか?
その根本の問題を解決していかんと何をやるにしてもダメダメなのでは?
 
2008-2-22 びわ湖ホール、ネーミングライツ導入も検討