ことばを中心に

Amazonでなか見検索で見つけて購入。
谷川俊太郎のエッセイ集。
P123に「中島みゆき-あの日の情景」
当時出たばっかりの「私の声が聞こえますか」と「みんな云ってしまった。」(原文ママ*1 )
を手に入れて聞きながら「あたし時々おもうの」を
1972年の全国フォーク音楽祭全国大会で唄う中島みゆきを思い出したこと。
 
あれ?でもこの文章、どこかで読んだことあるぞ?
この本は実はいろんなところで発表した谷川氏の文章の寄せ集めで
この文の出展は(リサイタル・プログラム 1977)より。
私が読んだのは「LOVE」あたりでかなぁ?(今手元にないので確認できない。)
 
まぁ、P255の『宮沢賢治・四つのイメージ』や
P258の『「銀河鉄道の夜」再読』あたりを読ませてもらいますか。
 
みゆきさんは宮沢賢治に対するリスペクトが感じられますし。
夜会Vol.13「24時着0時発」夜会Vol.14「24時着00時発」は
ともに賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフとしており、
特に夜会Vol.13「24時着00時発」では語り部の賢治も演じてます。

ことばを中心に

ことばを中心に

*1:をーい、正しくは「みんな去(い)ってしまった」です。「愛していると云ってくれ」(1978)となんか混同してるなぁ。でもこれ最初に書かれたのは1977年だしどこで間違えたんだろう。